2019年1月25日金曜日

【映画】「ヴィクトリア女王 最後の秘密」(原題:Victoria and Abdul)


2019年1月25日から公開の「ヴィクトリア女王 最後の秘密」を観てきました。
ヴィクトリア女王と、インド人従者とのお話です。



《キャスト》
ヴィクトリア女王・・・ジュディ・デンチ
アブドゥル・カリム・・・アリ・ファザル
ヘンリー・ポンソンビー・・・ティム・ピゴット=スミス
アルバート・エドワード(バーティー)・・・エディー・イザード
モハメド・・・アディール・アクタル

History vs Hollywood
↑こちらのサイトに、実際の登場人物と俳優の写真が一覧になっています!

アリ・ファザルがアブドゥルを演じていて、あまりにかっこ良すぎで、本物のアブドゥルってどんな人なんだろう?と思ったら、こちらに写真がありました。本物のアブドゥル、やっぱりかっこいいですね~。

《あらすじ》
ヴィクトリア女王の晩年。
最愛の夫アルバートは42歳で亡くなり、その後、従僕のジョン・ブラウンがヴィクトリア女王の心の支えでした。そしてそのジョン・ブラウンも亡くなり、心を閉ざしていたヴィクトリア女王。そこへ、即位50年記念の式典で記念金貨を贈呈するためにインドから来たアブドゥルと出会います。アブドゥルは、記念金貨を贈呈したらすぐにインドに帰るはずが、ヴィクトリア女王の目に留まり、その後、女王の個人的な使用人となります。そして、ヴィクトリア女王にウルドゥー語を教えるようになり、使用人から先生として側に仕えるようになりました。ヴィクトリア女王が、アブドゥルに信頼を寄せるにしたがって、周りの貴族からは強い反発を受けます。しかし、ヴィクトリア女王が亡くなるまで、アブドゥルは寄り添います。ヴィクトリア女王の死後、女王とアヴドゥルの手紙などはすべて処分され、アブドゥルもインドへ帰り、歴史からは消えていた2人の物語です。

《感想》
パンフレットのジュディ・デンチの言葉に

「人はワクワクしたり、興味を持ったり、求めるものができた時に、生き返る気がするものよ。だから二人の友情は、ヴィクトリアの寿命を延ばしたと確信しているわ。」

と、ありました。


重い責任を負い、孤独だった女王に、ワクワクする気持ちを思い出させてくれたアヴドゥルは、本当に女王の寿命を延ばしたのだと思いました。

そして、現代のイギリス王室。「ELLE」によると、ヘンリー王子とメーガン妃。ノッティンガムコテージからフロッグモアコテージに引っ越すことが決まりましたが、このフロッグモアコテージ。
アヴドゥルの家だったのですね!!

ヴィクトリア女王が度々アブドゥルの家を訪れ、アブドゥルと彼の妻と一緒にお茶を楽しんだコテージということです。

英国王室、どの世代もドラマティック。

そして、映画の衣装がすごく素敵でした。繊細な刺繍やレース、もう目が釘付けでした。
2019年はヴィクトリア生誕200年。この時代のドレス、本当に素敵です!


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