2018年9月18日火曜日

【読書】「クレイジー・リッチ・アジアンズ 上」CRAZY RICH ASIANS


「クレイジー・リッチ・アジアンズ」の上巻です。
まさに現代のプラナカン!
プラナカンビーズ刺しゅうを始めてから、「プラナカン」「マレーシア」「シンガポール」という言葉に吸い寄せられています。

「クレイジー・リッチ・アジアンズ」は、
恋人ニックに誘われて彼の故郷シンガポールを訪れたレイチェルは、彼がアジア屈指の名家の御曹司であることを知る。突然セレブの世界へと足を踏み入れたレイチェルの驚きも束の間。ニックの母や家族親戚には金目当ての交際と思われ、さらには元カノや社交界のセレブ女子からの嫉妬は深く、二人の仲を引き裂こうとする・・・。
というストーリーで、上下2巻です。
がっつり本の世界に入っても大丈夫なように、色々と用事を済ませてから、読んでみたいと思います!


目次の次に、いきなり家系図。



ちょこっと人物の特徴が解説されていて、おもしろい家系図。
本を読む前は全然理解できなかったけど、読みながら時々家系図に戻ると
なるほど~と思いました。なんだか登場人物みんな親戚(笑)。

シャン家びメイベル・ティエンについては、
 年下の親族からは❝風速百メートルのおば様❞と呼ばれている
 アルゼンチンでフェイス・リフト手術を受けたらこうなるという見本。

とか、

ティエン家のクラレンス・ティエンについは、
 あだ名は‶残念なクラレンスおじさん”
 一九八〇年代にシンガポールの土地を売却し、ミリオネアとしてハワイに移住。
 しかし「売却をあと数年、待てばビリオネアになれた」と後悔しきり。

というふうに、解説付きです。

そして親戚に必ず一人はいる、情報通。

ティエン家のカサンドラ・シャン
 別名‶ラジオ・ワン・アジア”
 BBC放送よりも早くゴシップを世界に拡散。

まだ物語は始まっていないけど、すでに大変そうな気配がします。

≪主な登場人物≫
レイチェル・チュー・・・29歳。ニューヨーク大学・経済学部教授。
ニコラス・ヤング・・・32歳。ニューヨーク大学・史学部教授。
エレノア・ヤング・・・ニコラスの母。
アストリッド・レオン・・・ニコラスの従姉妹。
マイケル・テオ・・・アストリッドの夫。IT会社を起業。
コリン・クー・・・ニコラスの幼馴染みで親友。世界有数の富豪一族の後継者。
アラミンタ・リー・・・コリンの婚約者。中国の大富豪ピーター・リーの娘。
ゴウ・ペク・リン・・・レイチェルの大学時代の親友。シンガポール在住。
ケリー・チュー・・・レイチェルの母親。不動産仲介人。

そして、プロローグ。
1986年のロンドン。ヤング家の人たちが、ホテルで人種差別的な扱いを受け、
予約していたにも関わらず宿泊拒否をされます。
困ってシンガポールにいる夫に電話をすると・・・、ホテル丸ごと買ってくれました!
最初からいきなりクレイジー・リッチ。

上巻はこのプロローグの後に、Part1とPart2の途中までです。

ニューヨークで生活していたレイチェルとニコラス。
ニコラスは故郷シンガポールで親友の結婚式に出席するため、レイチェルを誘い夏休みをシンガポールで過ごすことに。
ニコラスの家族が大富豪の一族だとは知らずに、一緒にシンガポールへ行ったレイチェル。
家族に紹介されたり、ニコラスの親友コリンの婚約者アラミンタのバチェロレッテ・パーティに出席したり盛りだくさんな毎日ですが、豪華な暮らしに驚きつつも自分を見失わないしっかり者。
レイチェルの大学時代からの親友でシンガポール出身のペク・リンが色々と助けてくれます。
でも二人の交際を良く思わない人たちからの嫉妬は激しく、ニコラスの母エレノアも私立探偵を雇い、レイチェルについて調べます。エレノアはついにレイチェルについての不利な情報を手に入れる、というところで上巻は終了でした。
面白くて一気に読めました。続きが気になります!



CONTENTS

Prologue
Part1
1 ニコラス・ヤング&レイチェル・チュー
2 エレノア・ヤング
3 レイチェル・チュー
4 ニコラス・ヤング
5 アストリッド・レオン
6 チャン家
7 エレノア
8 レイチェル
9 アストリッド
10 エディソン・チャン
11 レイチェル
12 レオン家
13 フィリップ&エレノア・ヤング
14 レンチェル&ニコラス
15 アストリッド
16 ゴウ家
17 ニコラス&コリン
18 レイチェル&ペク・リン

Part2
1 アストリッド
2 レイチェル&ニック
3 ペク・リン
4 レイチェル&ニック
5 アストリッド&マイケル
6 ニック&レイチェル
7 エレノア・ヤング
8 レイチェル
9 ニック
10 エディとフィオーナ、そして子供たち
11 レイチェル
12 エレノア

0 件のコメント:

コメントを投稿