(eiga.comより参照)
2018年9月28日公開の「クレイジー・リッチ!」
原作も読んでしっかり予習したので、この映画、とても楽しみでした。
映画化されるとガッカリなパターンも多いですが、
私は断然映画の方が面白かったです!
原作では、ちょっと読んでいて辛くなるところもあったのですが、
映画のほうがカラッと楽しめて、結末も映画の方が良かったです。
映画のあらすじは、原作と同じで、
ニューヨークに住むレイチェルとニック。ニックに誘われて彼の故郷シンガポールを訪れたレイチェルは、彼がアジア屈指の名家の御曹司であることを知る。突然セレブの世界へと足を踏み入れたレイチェルの驚きも束の間。ニックの母や家族親戚には金目当ての交際と思われ、さらには元カノや社交界のセレブ女子からの嫉妬は深く、二人の仲を引き裂こうとする・・・。
という内容です。
登場人物も、ほぼ原作と一緒なんですが、ところどころ色んな人をミックスしている部分もありました。
≪主な登場人物≫
レイチェル・チュー・・・29歳。ニューヨーク大学・経済学部教授。
ニコラス・ヤン・・・32歳。ニューヨーク大学・史学部教授。
エレノア・ヤン・・・ニコラスの母。
アストリッド・レオン・・・ニコラスの従姉妹。
マイケル・テオ・・・アストリッドの夫。IT会社を起業。
コリン・クー・・・ニコラスの幼馴染みで親友。世界有数の富豪一族の後継者。
アラミンタ・リー・・・コリンの婚約者。中国の大富豪ピーター・リーの娘。
ゴウ・ペク・リン・・・レイチェルの大学時代の親友。シンガポール在住。
ケリー・チュー・・・レイチェルの母親。不動産仲介人。
《キャスト》
レイチェル・チュー・・・コンスタンス・ウー
ニコラス・ヤン・・・ヘンリー・ゴールディング
エレノア・ヤン・・・ミシェル・ヨー
アストリッド・レオン・・・ジェンマ・チャン
アラミンタ・リー・・・ソノヤ・ミズノ
ゴウ・ペク・リン・・・オークワフィナ
レイチェル役のコンスタンス・ウーとニコラス役のヘンリー・ゴールディングはすごく美しくて正統派な感じです。他のキャストの強烈キャラも目が離せなかったです。
レイチェルの親友ゴウ・ペク・リン役のオークワフィナ。
ゴウ・ペク・リンのお父さん役のケン・チョン。
ニコラスの親戚のオリバー役のニコ・サントス。
ニコラスの友達のバーナード・タイ役のジミー・O・ヤン。
この4人が突き抜けていました!
ゴウ家の天真爛漫さ、ほっとします。
ハリウッド映画で、オールアジア系キャストというのは珍しく、さらにアメリカで大ヒットだったので、日本で公開されるのが待ち遠しかったです。確かに、アジア系の人がメインのハリウッド映画は、全然観たことなかったかも・・・。
原作やアメリカで公開された映画では「クレイジー・リッチ・アジアンズ」なのに、日本では「クレイジー・リッチ!」になって「アジアンズ」が抜けてしまっているのが、ちょっと不思議。
こんなにもキラキラして元気で面白い「アジアンズ」を映画で観たのは初めてで、すごくシンガポールに行きたくなりました。
ニコラスがレイチェルをシンガポールに行こうと誘っているところで、
それを目撃していたニコラスの親戚から、猛スピードで情報が伝わっていく場面は、
「ゴシップガール」のセリーナがニューヨークに帰ってきたシーンみたいでした。
ちょこっと原作者のケビン・クワンも映っていました!
まだニコラスとレイチェルは話している途中なのに、すでにシンガポールの母エレノアにも伝わって、ニコラスに確認の電話が入っていました(笑)
お気の毒です。
アラミンタとコリンの結婚式はすごくゴージャスだったし、みんなドレスアップしている姿が美しい~。ドレスもジュエリーも本当に素敵で、もっとゆっくり結婚式の場面が見たかったです。エレノアのドレスが一番好きです。
アストリッドとマイケルの物語は、原作のほうが好きでした。
原作ではアストリッドの元婚約者チャーリーが、夫婦の危機を救ってくれるのですが、
チャーリー優しい・・・。
映画には出ていなかったチャーリー。原作では子供の頃からの乳母をずっと大切にしているシーンがあります。
原作で一番ぐっときたところでした。
映画ではどんな風に出てくるのかな、と思っていたら、映画では出番なし。
でも、アストリッドのお話だけでも映画になりそうなくらい色々あるので、
仕方ないのかな。
最後のレイチェルとエレノアの麻雀のシーン。
ここは逆に、原作にはなかったシーン。
レイチェルがシンガポールにきてから、一番レイチェルらしくて、
とってもかっこよかったです。
テンポ良くストーリーが進んでいくので、「原作とここはちょっと違う」とか考えながらみていたら、あっという間に終わってしまいました。もう一回観たいです。
今度はストーリーだけじゃなくて、ファッションやシンガポールの景色とか、豪華なお屋敷に注目して、ゆっくり楽しみたいです。
原作もそうですが、私は結構泣けました。
映画版オススメです。
映画の続編も出るそうなので、楽しみです。
原作の「クレイジー・リッチ・アジアンズ」は日本語訳がありますが、
「チャナ・リッチ・ガールフレンド(原題)」「リッチ・ピープル・プロブレムズ(原題)」の日本語訳も出してほしいです。
同じアジアに住んでいても、こんな世界があるんだなぁと新たな発見でした。
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