「理系の子」のなかで、
イライザ・マクニットのお話しが続きましたが、
日本人の学生さんも活躍されています!!
田中理桜さんです。
日本人の学生さんの活躍、
なんだかとても嬉しくなります。
この本最後に、
2011年にインテルISEFで、米国地質研究所賞の
第一位に選ばれた、田中里桜さんが、
特別寄稿されています。
田中さんは、
「有孔虫による堆積古環境の推定」
という研究をされていました。
田中さんがこの研究を始めたきっかけは、
お住まいの千葉県東部が昔から天然ガスの
産地として有名だったことなどから、
ご自分の住んでいる土地の足下に広がる地層が
どうやってできたのか、土地の成り立ちについて
調べてみたくなったそうです。
そして、有孔虫に着目し、化石の有孔虫で地層の
できた年代や昔の環境について調べることができると
知り、これだ!とひらめいたそうです。
岩石試料の採取など気の遠くなる作業を続け、
中学3年生の時にはデータを完成させます。
そして、インテルISEFではこの研究から
さらに、「黒滝不整合」という巨大不整合に
ついての研究をしたそうです!
また、この研究でインテルISEFへ出場した時の
体験談や、そしてどのような幼少期を過ごされたのかも
書かれていました。
↑
これは、
一番聞いてみたいところでした!!!
学校での授業を大切にしながら、なおかつ
研究に打ち込んだ田中さん。
実際に体験した方の視点から、
会場での様子が伝わってきます。
そして、田中さんの研究に対する
姿勢に感動しました。
また、2016年(今年)のインテルISEFは
アメリカのアリゾナ州フェニックスにて
5月8日から13日までの日程で開催されました。
今年は、過去最多の16組が出場されたそうです。
そして、日本の学生さん、今年も大活躍です。
市毛貴大さん・・・機械工学部門 1等
部門最優秀賞
インテル財団文化・科学中国訪問賞
蓑科友朗さん・・分子生物学部門優秀賞 2等
前田千澄さん・山村萌衣さん・・・エネルギー:科学部門 2等
すごいなぁと感心してしまいます。
「Intel ISEF情報サイト」
で、2016年の出場者の方々の体験記が読めました!!
実際に会場で経験した方のお話しなので
とっても貴重です。
また来年はどんなインテルISEFになるのか
楽しみです。
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