ドイツ・マリエン薬局から送られてくる季刊誌、
「マリエンスタイル」
表紙は、ソーイング・イラストレーターのさか井美ゆきさんの
作品です。
写真の「マリエンスタイル」は2016年秋号です。
柿と栗の、艶やかな感じや、おいしそうなハーブティー。
見ているだけで、温まりそうです。
2016年春号には、
さか井美ゆきさんがスペシャルゲストとして、紹介されていました。
春号は写真を撮ってなくて、載せられないのが残念なのですが、
マリエン薬局のサイトの、「マリエンスタイル」のコーナーに
表紙が載っています。
いつも素敵な表紙だな、と思っていたのですが、
さか井さんが、ミシンで描いているそうです。
インタビューの記事を読み、初めて知りました。
2016年春号は、おいしそうなイチゴとハーブティーの絵です。
採れたてで瑞々しさが伝わってくるイチゴ。
そしてティーカップから淹れたての湯気がたっていています。
ずっと「絵」だと思っていました。
インタビューを読んでから、しっかり見てみると、たしかに
糸の端がでていて、それが模様のようで気づかなかったのですが、
確かに糸です!!
しかもこれはフランス刺繍のように手で刺繍するのではなくて、
直線用の業務ミシンで作成されているのです!
直線用の業務ミシン、色を変えるたびに上下の糸を変えるという
ことですので、すごく大変な作業ですね・・・。
きっとダダーっと勢いのでるミシンだと思うのですが、
どのようにコントロールするのでしょうか・・・?
何度見ても、ミシンで絵ががれているとは思えないような
素敵な絵なんです。
私にとっては難しいミシン・・・。でも、使う人が上手なら
こんなふうに絵を描くように動かすこともできるのですね!!!
とても驚きました。
刺繍ミシンもありますが、それとはまた一味ちがう感じなんです。
ソーイング・イラストレーターという言葉も初めて知りました。
さか井さんは、京都の美大在学中にミシンで絵を描き始めたそうです。
現在は、サンフランシスコで生活されています。
マリエンスタイルがいつも楽しみで、表紙も素敵な絵だな、
マリエン薬局の雰囲気にぴったりだな、と思ってみていたのですが
まさかミシンで描かれていたなんて。
本当に驚きました!!
0 件のコメント:
コメントを投稿